逗子市民劇団なんじゃもんじゃ

第47回逗子市文化祭特別参加
逗子市民劇団なんじゃもんじゃ第23回公演

「花よりタンゴ」

タンゴ！
もいちどタンゴ
うつむいて　泣いているあなた
タンゴ！
もいちどタンゴ
かわくまで　その涙が

つらくながい日がつづくよ
くらくながい夜がつづくよ
だからこそ　タンゴなの
タンゴは魔法なの ……

「金太郎！ まだ勝負の行方はわからないわよ。」

戦後間もない昭和22年、銀座のダンスホール。経営者は、焼け跡から明るく立ち上がろうとする、元男爵家の四姉妹。経営は苦しく、家賃はもう3ヵ月分もたまっています。そこを買い取ろうと乗り込んで来た闇成金・金太郎。四姉妹と彼との、命を賭けた大勝負が始まります。…「お金がないって残酷ね。人が愛していたものをみんな屑に見せてしまうのね。」…井上ひさしのこの作品は、庶民のバイタリティを描く一方で、あの太平洋戦争が何だったのかを問いかけてきます。
元気印のなんじゃもんじゃ女性陣に加え、演出、舞台監督、役者など計５人の男性陣が、この作品のために助っ人として駆けつけてくれました。
“昭和”という時代のひたむきさ、がむしゃらさを、歌いっぱいダンスいっぱいでお届けする、楽しくてちょっぴり哀しい舞台『花よりタンゴ』は、皆様の心の扉をたたくこと間違いなし！

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写真撮影：茂木道夫

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