第30回公演(2004年)

※第30回公演は終了しました。

第30回公演「頭痛肩こり樋口一葉」

第54回逗子市文化祭参加
逗子市民劇団なんじゃもんじゃ第30回公演

「頭痛肩こり樋口一葉」

世間といふ名の網は、電子網(いんたーねっと)より複雑な様でござゐます。

新五千円札の顔となったことでも名高い、明治の天才女流作家・樋口一葉(夏子)。彼女の家は貧しかった。愚痴の多い母・多喜と、針仕事に精を出す妹・邦子、女三人残されて、売り食い、内職、借金地獄。そんな樋口家を、毎年お盆に訪ねてくる女たちがいた。元旗本の姫君で、多喜を乳母として育った稲葉鑛(こう)、夏子の幼なじみで天涯孤独の中野八重、そして記憶喪失の幽霊・花蛍(はなぼたる)。しかしどうやらこの幽霊、夏子以外の者には見えないらしい。あの世とこの世をつなぐお盆の風物に彩られながら、明治という時代の因縁の糸の中で、一葉をめぐる女たちの人生が複雑に絡み合う……。

八年前に挑戦した井上ひさしの名作に、なんじゃもんじゃが再び挑む! 
キャスト、スタッフともに当時と全面的に入れ替え、満を持しての再演です。演出には、三年前のオリジナル作品『想い出してウクレレ』の鈴木七渡が久々の復活。スタッフ陣も、毎年高い評価を受けているベストメンバー。

第30回公演「頭痛肩こり樋口一葉」写真

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写真撮影:茂木道夫

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第30回公演「頭痛肩こり樋口一葉」詳細情報

詳細情報
公演名 頭痛肩こり樋口一葉
公演日時
  • 2004/11/20(土) 13:00〜、17:30〜
  • 2004/11/21(日) 13:00〜
会場 逗子市図書館ホール
クレジット
井上ひさし
演出 鈴木七渡
キャスト
  • 樋口多喜・・・林 映子
  • 樋口夏子・・・山田まり絵
  • 樋口邦子・・・きくちえつこ
  • 稲葉 鑛・・・細野あけみ
  • 中野八重・・・原井由紀子
  • 花蛍・・・石井昭子
スタッフ
  • 舞台美術・・・水島 孝
  • 照明・・・ライティングチームG-7
  • 音楽・音響・・・中島徳顕
  • 衣装・・・田中恵津子/佐野幸子
  • 小道具・・・佐野親義/トミタユーコ
  • かつら・・・明和かつら
  • 舞台監督・・・岡崎英彦
  • 宣伝美術・・・山田マリエ
  • 制作・・・劇団なんじゃもんじゃ制作部
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